県外視察研修

2016-02-12

三次商工会議所青年部の県外視察研修を平成28年1月31日(日)~平成28年2月1日(月)の二日間で行いました。

今年度は戦後70周年の節目の年で、越道会長の想いもあり鹿児島県への視察となりました。

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(天気も大変良く桜島も綺麗に見えました)

今回の県外視察の主な視察研修先は知覧特攻平和会館。

鹿児島から知覧まで移動し、昼食を元武家屋敷を改装したお店で食べました。景観なども当時の面影を残しており風情があり、地元の特産品などを使用した料理はとても美味しく皆で舌鼓を打ちました。

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今回の県外視察先の知覧は、太平洋戦争末期に陸軍の特攻基地が置かれた町で、知覧特攻平和会館はその当時、人類史上類の無い爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の貴重な資料を収集、保存してある会館です。

実際に行くと、たくさんの若い人が特攻し亡くなった事実、特攻した方の遺影、その当時の資料、遺書、家族、友人に宛てた手紙などを見て会員はそれぞれ感じる事があったと思います。

また戦争は二度と繰り返してはならない、戦争の悲惨さ、平和、命の尊さについて考えさせられました。

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二日目は仙巌園と芋焼酎で知っている方もたくさんいると思いますが、霧島酒造さんの工場で視察を行いました。

仙巌園は、万治元(1658)年、19代島津光久によって築かれた別邸で、錦江湾や桜島を庭園の景観にとりいれた、雄大な景色が仙巌園の最大の魅力です。幕末の名君、28代島津斉彬がこよなく愛し、徳川将軍家に嫁いだ篤姫も足を運ばれたそうです。

その当時と同じよう綺麗に手入れされた庭園や景色などはとても美しく、心を奪われました。

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霧島酒造さんでの視察では、実際に工場での見学もさせて頂きました。

工場内は芋焼酎の香りが漂い、見学する箇所や工場内はとても綺麗に維持管理されており、また全行程ではありませんでしたが一部工程を見学させて頂き、関係者の方から製造過程や説明を聞き、実際にここから製造され、店頭に並び、飲食店や家庭などで飲まれると思うと、今までより身近に焼酎に触れる事が出来たと感じます。

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二日間の県外視察を通じて、戦争の悲惨さ、平和、命の尊さを学んだのと同時に、鹿児島県は食べ物やお酒も美味しく、またそこにしか無い特産品、文化、魅力などたくさんあり、有意義な時間を過ごす事が出来ました。

三次商工会議所青年部としても、今まで以上にもっと三次の魅力をアピールしていければと感じた県外視察でした。

 

交流委員会委員長 槇原充宏

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