会長所信

三次商工会議所青年部 第26代 会長所信

 From now on, you

 だれもが共に声をかけあい、みなが共に励ます、
その日から仲間。活動や仕事、経験やスキルでもない、
そういった大切なものが、ここにはあります。

会長所信

 この度、三次商工会議所青年部の第26代会長を務めることとなり、大変光栄に思うと共に、その重責に身が引き締まります。また関係各所、これまでの三次YEGの歴史を繋いでこられた諸先輩方に敬意と感謝の意を表します。

 昨今、新型コロナウイルスにより、私達はライフスタイルや働き方などの急激な変化を余儀なくされ、未だ生活に脅威をおよぼしています。
 コロナ禍でのYEG活動においても、年初より事業計画を立て準備を進めながらも、予定変更や、止むを得ず中止する事も多くあります。

 そういった事業の開催まで行ってきた過程は、事業が開催できず無駄であったという発想にはならず、これまでにない開催方法の模索から始まり、代替の変更までをも想定した事業づくりなど、表からでは見えない新しい形の事業立案の基礎になりました。苦難の中での経験で得た知恵と努力は、今後の活動の一助、青年部の財産になると考えております。
 そして、100年に一度の危機と言われているコロナ禍での新たな発想や考え方を、これから先の地域の未来に繋げていく事こそが、我々青年経済人の責務であると考えます。

 今年度は、第40回中国ブロック大会廿日市大会の開催年であり、コロナ禍での準備という事で、大変ご苦労されている事と存じます。平成29年に中国ブロック大会三次大会を開催させていただいた際には、副主管である広島県連、そして全国からの多大なるご支援、ご協力を賜りました。この御恩を返すべく、三次YEGとしても全力で支援、協力いたします。

出会ったご縁とご恩

 YEGに入会し、仕事との両立が難しい時期もある事と思います。そして同時にYEGでは自社での悩みなどを同じ目線で相談できるなど多様な出来事もある場所です。ここでの仲間は互いにスキルを高めあえます。

 苦しい時や、参加していない時でも、だれもが共に声をかけあい、初めて会う会員に対しても、みなが共に励ます、その日から仲間なのです。活動や仕事、経験やスキルでもない、そういった大切なものが、ここにはあります。私もこれまでに多くの感謝があります。これからも、仲間に、地域に恩を返していけるよう精進して参ります。

 最後に、先の見通しを立てる事が難しい状況下ですが、我々は、同じ時代に生きる仲間として地域の発展を支えられるよう、協力して事業を進める所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和四年度 三次商工会議所青年部
第二十六代 会長 伊藤 智之