会長所信

三次商工会議所青年部 第27代 会長所信

 信頼する仲間たち、異業種のメンバーが揃うYEGだからこその力で、オンラインやリモート、ヴァーチャルでは補えない、不可能なこと、一人では決して創造できないことをカタチにし、活動をより良いモノへと多様的にブラッシュアップしてまいります。

会長所信

 「敬い」

 令和5年度三次商工会議所青年部会長を仰せつかるにあたり、これまでの三次YEGを築き、ご尽力された諸先輩方をはじめ、会員の皆様、関係各所の皆様方のご支援ご協力に、心より御礼申し上げます。

私たちの青年部活動は、家族の支え、事業所の理解と協力なしには成り立ちません。

支えてくださる方々、先輩方、現役の仲間への「Respect人を敬う気持ち」と「ありがとう・おかげさま」という、敬いと感謝の気持ちを常に持ち活動して頂きたいと願います。

私もこの想いで活動し、青年部で成長させて頂きました。

「魅力」

 青年部活動をする上で、生活や仕事とのバランスを保つことが難しく、厳しい時期が一度ならず必ず訪れます。しかし、思うような参加ができないときでも、手を差し伸べ支えあう仲間たちがいます。

前に進めない時、彼らがそこに居てくれるだけでも前に向く勇気の芽生えを覚えます。

自身の悩み、自社内では無い経験、専門的な事案や方向性、簡単に相談できない事などでも、見識を分かち合う事ができ、成長に繋げていけるところがYEGの真の魅力でもあり、ここからの会員の研鑽と事業所の発展が地域社会への貢献と繋がると考えます。

 そしてこの青年部での繋がりは、自分の人生においての心強さともなります。

「NEXT INNOVATION」

 新型コロナウイルスが猛威を振るい約3年。私達の生活は激変しました。

医療逼迫、世界各地のロックダウンに始まる経済の停止や生産崩壊、物不足による物価高騰、

戦争によるエネルギー供給問題、さらに追い打ちをかける円安による経済の偏り、世界との

賃金格差など、様々な分野で、今なお社会の喫緊の課題を多く抱えています。

これら前例もない激変の影響を受けながらもYEG会員が協力・連携し試行錯誤してきた経験と学びは大きく、様々な困難も新たな方法を取り入れ乗り越えてまいりました。

 そして人との関わり「表情・距離・空気感」といった、改めて貴重と気づいた、対面であるからこその強い連携が「新しい革新」の飛躍となるのではないかと感じております。

信頼する仲間たち、異業種のメンバーが揃うYEGだからこその力で、オンラインやリモート、ヴァーチャルでは補えない、不可能なこと、一人では決して創造できないことをカタチにし、活動をより良いモノへと多様的にブラッシュアップしていこうと考えております。

「温故知新」

 入会以来、青年経済人として自己研鑽し、地域の経済的発展・地域社会の活性化に向け学びを続け、気づけば沢山のご縁や繋がり、地域の温情、仲間からの鼓舞をいただいた10年でした。また、自社の成長やその軌跡を多角的に見つめる事ができたのも、YEGに入会させて頂いたからこその賜物です。

地域の未来、子供たちの未来に少しでも軌跡を残せるように日々精進し、地元に根付く企業の一人として、青年部として何ができるか。先輩方が築き上げてこられた多大な尽力と歴史を訪ね、今後の私たちの新しきカタチを模索しながら、三次YEGが一致団結し、一年間活動していく所存でございます。

 関係各所の皆様、青年部会員の皆様、これまでと変わらぬご指導ご鞭撻の程を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

令和5年度 三次商工会議所青年部
第27代 会長 福原 啓文