三次商工会議所青年部 第25代 会長所信
繋がっている「心」
昨年、新型コロナウイルスの感染拡大により世界情勢、社会システムは一変しました。これまで社会に存在した「あたりまえ」と感じていた事、日常がどれほど有難い事であったか。
医療環境、社会経済状況、生活の様式や人との交流の方法までもが大きく変わり、近くでさえも遠く感じる事も。しかし、大切なのは離れていても繋がっている「心」。
人と人とが繋がるとき
人と人とが繋がるとき、そこには誰しもが持つ、やさしく、温かい、心が生まれます。
心が繋がれば自然と明るい笑顔も増え、人に親切にする気持ち、誰かの為に何かをしたいという気持ちも芽生え、その親切は連鎖し、世の中が優しく、豊かに、助け合える。
スローガン「心」
私は青年部で数々の経験と、数えきれないご縁、ご恩を頂きました。ここでは一人の力では成しえない事も、会員の心を集結する事により成し遂げる事が出来ます。共に笑い、考え、涙し、時に衝突、本気で向き合う。「何をするのかではなく、誰とするか。」
その本質は、かけがえのない仲間と過ごし、リーダーとしての資質を向上させ、自社を発展させ、地域に貢献する事だと考えます。
今、ひとりひとりが、どのように考え、紡いでいくか。
これまでの活動とは変わってゆくであろうが「心」は不変。
そして、心の持ちようひとつで叶えられる事もあります。
新たなビジョン
我々はいかなる苦難があろうとも歩を止めてはなりません。この状況を乗り越える為、これまで以上に情報の共有・連携を要として、青年部会員の為、地域の為の組織である事を再認識し、各事業所の一助となる新たなビジョンを持ち、新しい社会と生活様式、さらなる文化的創造に向けた活動へと歩を進めて参ります。
諸先輩方に繋いで頂いた今は、あたりまえではない。
「有る事が難しい」「有難う」という言葉と共に、
未来に「心」を繋げていく為、1年間邁進していく所存です。
青年部会員のご理解とご協力、ならびに諸先輩方、関係各位の皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
令和三年度 三次商工会議所青年部
第二十五代 会長 増谷 綱二